事業内容・・・・防風ネット柵
North Pacific.Co.,LTD
株式会社 北 洋
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【シートの仕様】
防雪版に高強力ポリエステル繊維をスリットメッシュ状に編み込み、樹脂コーティング加工を施した、軽量かつ透視性に優れたニュータイプの防雪柵です。
「釧路土木現業所」工事名:厚岸コンブ森線防雪工事(防雪柵)3工区
1998年長野冬期オリンピックにてスキージャンプ台に設置された T-50
工事名:北海道横断自動車道新得防雪柵工事
【物理効果】
○ネット素材には性能(強力、耐候性)、およびコストのバランスから、現在最も
汎用性のある素材であるポリエステル高強力糸(テイジンアール R テトロン R )
が使用されている。さらにPVC樹脂をコーティングすることにより、屋外での長
期使用に耐えうるだけの耐候性を実現した。
○
○
【減風効果】
○減風効果について図1に示す。これは、風洞実験により、初期の風速に対しネット
通過後の風速がどの程度軽減されるかを見たものである。
○
○空隙率を小さくして行くと減風効果は大きくなり空隙率50%の場合、最大80%程
度の減風効果が得られる。空隙率50%以下のものについては減風効果が現れる。
○
○これらの結果は金属柵等、他の素材を用いたものとほぼ同等の結果である。
【斜風効果】
試験内容
○下記の試験条件にて斜め方向からの風に対する斜風効果を測定する。
○試験日時:2006年8月4日(金)
○試験場所:帝人大阪研究センター
○資 料:キングライトT-40(空隙率40%)
試験条件
試験結果
減風雪率(%)
風速(m/s)
0
30
試験角度
( °)
5
10
15
80%
80%
82%
84%
84%
86%
風速15m/sにおいて、斜め方向からの風雪についても
安定した減風雪効果を示す。
【耐候性】
○一般のPVCには耐候性に優れた樹脂として知られており、ポリエステル脂
+PVC樹脂コーティングの組み合わせはテナント、トラックカバー、養生
用ターポリン、メッシュ等、屋外での耐候性が要求される用途に日本国内
のみならず 世界中で広く使用されている。
○
○キングライトの耐候性について、実際の屋外暴露による評価は極めて長期
間の継続観察、サンプリングが必要であるため、通常点と、トラックカバ
ー等の耐候性評価に採用されているサンシャインカーボンアーク灯式耐候
試験(サンシャインウェザー試験ー以下SW試験)による促進評価を実施
した(表2)。
● サンシャイン カーボンアーク灯式耐候性促進試験(JIS B 7751)による促進試験
79
70
照射時間
引張強度
強力(N)
保持率(%)
0
1000
2000
7100
5600
5000
100
※ 測定方法 JIS L 1096 一般織物試験方法 基準
試験片幅1ストランド、長さ200mm、引張速度100mm/min、初期加重0.5kgf